鍋焼きうどんの基本レシピと作り方のコツ
鍋焼きうどんのおいしさは、だしの取り方と麺の火の通し加減で決まります。この基本を押さえるだけで、シンプルな具材でも満足感のある一杯に仕上がるでしょう。
だしが決め手の定番鍋焼きうどん
鍋焼きうどんの作り方で欠かせないのは、だしをしっかり取ること。かつお節と昆布の合わせだしを使えば、奥行きのある風味に仕上がります。冷凍うどんなら煮込んでもコシが残りやすく、手軽に本格的な食感を楽しめるでしょう。土鍋は保温性が高いため、食卓に出してからも熱々の状態が長続きするのもうれしいポイントですね。
材料(1人分)
冷凍うどん1玉水400ml昆布5cm角1枚かつお節ひとつかみ(約5g)しょうゆ 大さじ1と1/2 みりん 大さじ1塩小さじ1/4長ねぎ1/2本しいたけ2枚油揚げ1/2枚かまぼこ2切れ卵1個
つくり方
- 鍋に水400mlと昆布を入れ、30分ほど置いてから中火にかける。沸騰直前に昆布を取り出し、かつお節を加えて弱火で2分煮たら、ざるでこしてだしを取る。
- 長ねぎは1cm幅の斜め切り、しいたけは石づきを落として飾り切りにする。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、1cm幅の短冊切りにする。
- 土鍋にだしを入れ、しょうゆ・みりん・塩を加えて中火にかける。煮立ったら冷凍うどんをそのまま入れ、長ねぎ・しいたけ・油揚げをのせる。
- 再び煮立ったら弱火にし、3〜4分煮込む。かまぼこを添え、中央に卵を割り入れたらふたをして1〜2分加熱する。卵が半熟になったら火を止めて完成。
鍋焼きうどんにおすすめの具材と組み合わせ
鍋焼きうどんの具材には決まったルールがなく、冷蔵庫にあるもので自由にアレンジできます。ここではえび天や鶏肉といった定番の具材を活かした2つのレシピを取り上げました。
えび天と半熟卵をのせた贅沢鍋焼きうどん
えび天をのせた鍋焼きうどんは、見た目の豪華さと食べごたえを両立できる組み合わせです。市販のえび天なら手間もかからず、揚げたての香ばしさがだしに溶け出して深いコクが生まれるでしょう。卵を半熟に仕上げれば、崩しながら食べる楽しさも加わります。特別な日の夕食にもぴったりの一品ですね。
材料(1人分)
冷凍うどん1玉めんつゆ(3倍濃縮)大さじ3水350mlえび天(市販品)2本卵1個ほうれん草2株長ねぎ1/3本かまぼこ2切れ
つくり方
- ほうれん草はたっぷりの湯でさっとゆで、冷水にとって水気を絞り、4cm長さに切る。長ねぎは斜め薄切りにする。
- 土鍋に水350mlとめんつゆを入れて中火にかける。煮立ったら冷凍うどんを入れ、長ねぎを加えて3分ほど煮込む。
- えび天・かまぼこ・ほうれん草を彩りよく並べ、中央に卵を割り入れる。ふたをして弱火で1〜2分加熱し、卵が好みの固さになったら火を止める。
鶏肉と野菜たっぷりの鍋焼きうどん
鶏もも肉のうまみが溶け出しただしは、野菜との相性もよく、一杯で栄養バランスを整えやすいのが魅力です。白菜やにんじんなどの根菜を加えると、自然な甘みが引き立ち、やさしい味わいに仕上がるでしょう。具だくさんにすることで食べごたえが増し、これ一品で夕食のメインになりますよ。
材料(1人分)
冷凍うどん 1玉鶏もも肉80g白菜1枚(約80g)にんじん3cm(約30g)長ねぎ1/3本しいたけ2枚水400mlしょうゆ 大さじ1と1/2みりん大さじ1和風だしの素小さじ1卵1個
つくり方
- 鶏もも肉はひと口大に切る。白菜はざく切り、にんじんは薄い半月切り、長ねぎは斜め切り、しいたけは石づきを落として十字に切り込みを入れる。
- 土鍋に水400mlと和風だしの素を入れて中火にかけ、煮立ったら鶏肉とにんじんを加える。アクを取りながら2〜3分煮る。
- しょうゆとみりんを加え、冷凍うどん・白菜・長ねぎ・しいたけを入れて弱火で4〜5分煮込む。卵を割り入れてふたをし、半熟になったら完成。
アレンジで広がる鍋焼きうどんのレシピ
定番の味に飽きたら、調味料や具材を変えてアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。スパイスを加えるだけで、いつもとはまったく違った一杯に生まれ変わります。
スパイス香るカレー風味の鍋焼きうどん
和風だしにカレー粉を加えると、スパイシーな香りが食欲をそそる鍋焼きうどんに仕上がります。カレーのコクとだしのうまみが重なり合い、最後の一滴まで飲み干したくなるでしょう。豚バラ肉を使うことで脂のうまみが加わり、全体に深みが出ますよ。
材料(1人分)
冷凍うどん 1玉 豚バラ薄切り肉 60g玉ねぎ1/4個長ねぎ1/3本水400mlめんつゆ(3倍濃縮)大さじ3カレー粉小さじ2片栗粉小さじ1(同量の水で溶く)卵 1個
つくり方
- 豚バラ肉は3cm幅に切る。玉ねぎは薄切り、長ねぎは斜め切りにする。
- 土鍋に水400mlとめんつゆを入れて中火にかけ、煮立ったら豚肉と玉ねぎを加える。アクを取りながら2〜3分煮る。
- カレー粉を加えて混ぜ、冷凍うどんと長ねぎを入れて3〜4分煮込む。水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつけ、卵を割り入れてふたをする。弱火で1〜2分加熱し、卵が半熟になったら完成。
まとめ|温かい麺料理で食卓に彩りを
鍋焼きうどんは、基本のだしの取り方と具材の組み合わせ次第で、シンプルなものからボリュームのある一杯までさまざまな味わいを楽しめる料理です。
▼この記事のまとめ
- だしの基本はかつお節と昆布の合わせだしで、奥行きのある風味に仕上がる
- えび天や鶏肉、旬の野菜など具材は自由に選び、好みの食べごたえに調整できる
- カレー風味のように調味料を変えるアレンジで、飽きずにレパートリーを広げられる
- 冷凍うどんを使えば煮込んでもコシが残りやすく、手軽に本格的な仕上がりになる
鍋焼きうどんのように温かい麺料理が好きな方は、うどん以外の麺でも同じような楽しみ方ができますよ。たとえばそうめんを温かいだしで仕上げる「にゅうめん」は、鍋焼きうどんよりも軽やかで上品な口あたりが魅力です。ただし、にゅうめんは麺が細い分、品質によって仕上がりに差が出やすいのが難点でしょう。コシの弱い麺だと煮込んだ際にぼやけた食感になることもあるかもしれません。三輪手延べの技法を受け継いだ独自の技で仕上げた「麦坐 三輪素麺 国産原料限定使用」は、コシの強さともちもち食感が格別で、にゅうめんにしても麺の存在感がしっかり残ります。温かい麺料理のレパートリーを広げたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。