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熱中症対策グッズのおすすめは?カテゴリ別に選び方と使い方を解説

熱中症対策グッズのおすすめは?カテゴリ別に選び方と使い方を解説

毎年夏になると、熱中症のニュースが後を絶ちません。2024年5〜9月の熱中症による救急搬送者数は97,578人と過去最多を記録しており、発生場所として最も多かったのは「住居」でした。エアコンをつけていても、適切なグッズを揃えていなければリスクは十分に下がりません。素麺屋としても忙しい時期で屋外でのイベント時など、気をつけなければならない問題の一つです。

熱中症対策グッズには「冷却」「水分・塩分補給」「遮熱」という3つのカテゴリがあり、シーンに合わせた使い分けがポイント。この記事では、各カテゴリのおすすめグッズと正しい使い方を厚生労働省の推奨基準をもとに解説します。子ども向けの対策も網羅しているので、家族全員の準備にお役立てください。

※出典:総務省消防庁「令和6年(5月〜9月)の熱中症による救急搬送状況」https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r6/heatstroke_nenpou_r6.pdf

目次

熱中症対策グッズはカテゴリで選ぶのが正解

熱中症対策グッズは多種多様ですが、カテゴリを理解してから選ぶと迷いが少なくなります。自分のシーンや家族構成に合ったグッズを、カテゴリごとに揃えていきましょう。

熱中症対策グッズの3つのカテゴリと選び方の基本

熱中症対策グッズは大きく「冷却」「水分・塩分補給」「遮熱」の3カテゴリに分かれます。どれか1つだけに偏らず、3つを組み合わせることが体温管理を安定させる近道です。 屋外での活動が多い方は冷却と遮熱を中心に、室内で過ごす時間が長い方は補給系グッズを手元に揃えておくとよいでしょう。

▼熱中症対策グッズ3カテゴリ

カテゴリ主な役割代表的なアイテム
冷却体温を直接下げるネッククーラー、冷感スプレー、携帯扇風機
水分・塩分補給失った水分・ミネラルを補う経口補水液、スポーツドリンク、塩タブレット
遮熱熱や直射日光を体に入れないUVカット帽子、日傘、冷感インナー

熱中症になりやすい場面とグッズの使い分け

熱中症のリスクが高い場面を把握しておくと、グッズ選びの方向性がはっきりします。2024年のデータでは、屋外だけでなく住居内での発生が全体の約38%を占めており、室内でも油断はできません。場面ごとに必要なグッズは異なるため、以下を参考に準備してみてください。

▼場面別おすすめグッズ

  • 屋外・炎天下:UVカット帽子、日傘、ネッククーラー、携帯ボトル
  • 室内・エアコンなし:携帯扇風機、冷感タオル、経口補水液
  • 運動・部活動中:スポーツドリンク、塩タブレット、冷感スプレー
  • 就寝時・夜間:冷感枕・シーツ、就寝前の水分補給用コップ

※出典:総務省消防庁「令和6年(5月〜9月)の熱中症による救急搬送状況」https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r6/heatstroke_nenpou_r6.pdf

冷却グッズのおすすめと正しい使い方

体温が上がりすぎる前に、冷却グッズで直接体を冷やすことが対策の基本。カテゴリ内でも種類が豊富なので、使用シーンに合ったアイテムを選びましょう。

ネッククーラーの選び方と効果的な使い方

ネッククーラーは首の太い血管を冷やすことで、全身の体温を効率よく下げられるグッズです。種類は「電動ファン型」と「保冷剤型」の2つが主流で、使い方や持続時間に違いがあります。電動ファン型は冷却の持続時間が長く長時間の外出に向いており、保冷剤型は電源不要で子どもにも使いやすいのが特徴です。

▼ネッククーラー選び方のポイント

  • 電動ファン型:長時間の屋外活動、バッテリー管理ができる方に
  • 保冷剤型:屋外でコンセントが使えない場面や子どもへの使用に
  • 首回りサイズ:子ども用と大人用では専用サイズが異なるため必ず確認

冷感スプレー・冷感タオルのおすすめと使用シーン

冷感スプレーは気化熱を利用して体感温度を素早く下げるアイテムです。首・手首・太ももの内側など、皮膚に近い部分に吹きかけると冷却効果を得やすくなります。一方、冷感タオルは水に濡らして振ることで冷たさが持続するタイプが主流。何度でも繰り返し使えるため、コストパフォーマンスにも優れています。

▼使用に適した部位

  • 首・手首・ひじの内側:太い血管が体表に近い部位
  • 頭皮・額:直射日光で温まりやすい場所
  • 衣類の背中・胸:広い面積をまとめてカバーできる

携帯扇風機・ハンディファンの選び方

携帯扇風機は「手持ちタイプ」「首掛けタイプ」「クリップタイプ」の3種類が主流です。手持ちタイプは風量が強いものが多く、首掛けタイプは両手が空くため子どもの世話をしながらでも使いやすいのがメリット。クリップタイプはベビーカーや日傘に取り付けられるので、外出時の用途が広がります。購入前には連続使用時間とUSB-C充電対応かどうかを確認しておくと安心です。

帽子・日傘など遮熱グッズのおすすめ

直射日光を体に当てないだけでも、体温の上昇をかなり抑えられます。帽子はUVカット率99%以上のものを選ぶと、紫外線による熱の蓄積を軽減できるでしょう。日傘は遮光性と遮熱性の両方を備えた「遮熱日傘」が夏の外出に適しており、傘の内側が黒いタイプは熱の反射を防ぐ仕組みになっているため、遮熱効果がより高い傾向にあります。コットンや麻など通気性の高い素材の衣類と組み合わせれば、快適さはさらに上がるはずです。

水分・塩分補給グッズのおすすめ|厚労省推奨基準で選ぶ

水分・塩分補給は熱中症対策の基本ですが、何をどのタイミングで摂るかによって効果が大きく変わります。厚生労働省の推奨基準をもとに、正しいグッズの選び方を確認しましょう。

厚労省が推奨する飲み物の基準とは

厚生労働省は熱中症対策として、飲料100mlあたりナトリウム40〜80mg(食塩相当量0.1〜0.2g)を含む飲み物を推奨しています。水やお茶だけでは塩分が補えないため、汗を大量にかいた際は塩分入りの飲み物を選ばなければなりません。また、20〜30分ごとにコップ1〜2杯程度のこまめな補給が望ましいとされており、喉の渇きを感じる前に飲み始めることがカギです。

▼飲み物の塩分含有量目安(100mlあたり)

飲み物食塩相当量厚労省基準への適合
経口補水液約0.292g
スポーツドリンク(ポカリスエット等)約0.12g
麦茶ほぼ0g△(水分補給のみ)
0g△(水分補給のみ)

※出典:厚生労働省「職場における熱中症予防対策マニュアル」https://www.mhlw.go.jp/

経口補水液・スポーツドリンクのおすすめランキング

経口補水液は塩分と糖分のバランスが体液に近く、水分を素早く吸収できるのが特徴です。すでに脱水気味のときや激しい運動後には経口補水液が向いています。一方、日常的なこまめな水分補給にはスポーツドリンクのほうが飲みやすく、続けやすいでしょう。

▼シーン別おすすめ飲料

シーンおすすめ飲料選ぶ理由
脱水症状が出ているとき経口補水液体液に近い組成で吸収が速い
運動前・日常補給スポーツドリンク飲みやすく継続しやすい
食事中の塩分補給味噌汁・汁物水分+ミネラルを食事から同時に補える

塩分補給タブレット・塩あめのおすすめ

塩分補給タブレットや塩あめは、飲み物を持ち歩けない場面での応急的な塩分補給に役立ちます。1粒あたりの食塩含有量は0.1〜0.2g前後のものが多く、水と一緒に摂ることで効果を発揮するしくみ。クエン酸やビタミンB群が配合された商品なら疲労感を和らげる働きも期待できるため、子どもの習い事や部活のカバンに忍ばせておくと安心です。

▼選ぶときのチェックポイント

  • 食塩含有量:1粒あたり0.1g以上が目安
  • 個包装タイプ:持ち運びやすく衛生的に使える
  • クエン酸・ミネラル配合:水分吸収のサポートにつながる

水分補給を助ける携帯ボトル・保冷グッズ

どれだけ飲み物にこだわっても、外出先で持ち歩けなければ意味がありません。冷たさを長時間キープできる保冷ボトルは、夏の外出に欠かせないアイテム。容量は500ml〜1L程度が使いやすく、子ども用はワンタッチで開けられるタイプを選ぶと飲み忘れ防止に役立ちます。保冷バッグも活用すれば、複数本の飲み物を冷たいまま持ち運べるでしょう。

▼保冷ボトルの選び方ポイント

  • 保冷時間:6時間以上が目安(真夏の外出を想定)
  • 開閉のしやすさ:子どもが自分で操作できるワンタッチ式
  • 重量:空の状態で300g以下だと持ち歩きやすい

子どもの熱中症対策グッズ|選び方と使用時の注意点

子どもは大人に比べて熱中症のリスクが高く、対策グッズの選び方にも注意が必要です。子ども特有の体のしくみを理解したうえで、適切なグッズを準備しましょう。

子どもが熱中症になりやすい理由と大人との違い

子どもは身長が低いぶん、地面からの照り返し熱を大人よりも強く受けます。さらに、発汗機能がまだ十分に発達していないため、体内に熱がこもりやすい体質です。遊びに夢中になると喉の渇きにも気づきにくく、水分補給が遅れがちになる傾向も見られます。こうした理由から、保護者が定期的に声をかけてこまめな補給を促すことが欠かせません。

子ども向けネッククーラー・冷却グッズの選び方

子ども用のネッククーラーを選ぶ際は、首に合ったサイズと重さの確認が最優先です。大人用をそのまま子どもに使わせると首への圧迫が強くなるおそれがあるため、必ず「子ども用」と明記されたものを選んでください。冷感スプレーを使う場合も、皮膚刺激の少ない成分かどうかを確認してから購入すると安心です。

▼子ども向けグッズ選びのポイント

  • 首回りサイズ:子ども専用設計のものを選ぶ
  • 素材の安全性:肌に触れる部分は低刺激素材のものを
  • 冷却持続時間:活動時間と照らし合わせて30分〜2時間を目安に

ベビーカー・外出時に役立つ子ども用グッズ

ベビーカーの幌(ほろ)は直射日光を遮ってくれますが、内側の温度は想像以上に高くなることがあります。保冷剤入りの背当てシートや、ベビーカーに取り付けられるクリップ型の扇風機を活用すると、座席周りの温度を下げられるでしょう。日差しの強い時間帯の外出はできるだけ避け、朝10時前や夕方以降に移動するよう心がけてみてください。

▼ベビーカー使用時のチェックリスト

  • 保冷シート:背中に保冷剤を入れられるタイプ
  • クリップファン:360度方向調整ができるものが使いやすい
  • 幌・日よけカバー:UVカット率の高いものを選ぶ

子どもの水分補給グッズと声かけのポイント

子どもは「喉が渇いた」と感じる前から水分が失われていることが多く、こまめな声かけが欠かせません。「10分に1回飲もう」「公園についたらまず飲もう」といったルールを事前に決めておくと、補給の習慣が身につきやすくなります。飲み物は経口補水液や麦茶など塩分・ミネラルを含むものが適しており、子どもが自分で開けられるキャップタイプのボトルを持たせると自発的な補給にもつながるでしょう。

よくある質問|熱中症対策グッズの選び方・使い方

熱中症対策グッズはいつから準備すればいい?

5月〜6月の体を暑さに慣らす時期が始まる前の準備がおすすめです。梅雨明けや気温が急上昇するタイミングは特にリスクが上がるため、ゴールデンウィーク明けを目安にグッズの点検・買い替えを済ませておくとよいでしょう。

室内でも熱中症対策グッズは必要ですか?

はい、必要です。2024年のデータでは熱中症発生場所の約38%が住居内であり、室内にも十分なリスクがあります。エアコンのない部屋や就寝中は特に注意が必要で、冷感寝具や室内用の携帯扇風機、就寝前の水分補給といった室内向けのグッズも揃えておきましょう。

※出典:総務省消防庁「令和6年(5月〜9月)の熱中症による救急搬送状況」https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r6/heatstroke_nenpou_r6.pdf

子どもに冷却グッズを使う際の注意点は?

冷やしすぎに注意してください。保冷剤を直接肌に当て続けると低温やけどのリスクがあるため、タオルで包んで使うことを徹底しましょう。冷感スプレーも子ども用の低刺激タイプを選び、目や口の近くへの使用は避けるようにしてください。

まとめ|熱中症対策グッズで家族全員を暑さから守ろう

熱中症は室内外を問わず誰にでも起こりうるもの。カテゴリ別にグッズを揃えてシーンに合わせて使い分ければ、家族全員のリスクをぐっと下げられます。

▼この記事のまとめ

  • 熱中症対策グッズは「冷却」「水分・塩分補給」「遮熱」の3カテゴリで組み合わせて揃える
  • 厚生労働省の推奨基準(100mlあたりナトリウム40〜80mg)を参考に飲み物を選ぶ
  • 子ども用グッズはサイズ・素材・安全性を確認し、声かけで補給習慣をつくる
  • 室内での熱中症リスクも高く、就寝時や日常生活の備えも欠かせない

グッズで体の外側から体温をコントロールする一方で、食事から内側を整えることも夏の体調管理につながります。暑い日が続くと食欲が落ち、食事の量や質が下がりがちです。そうなると食事から摂れる水分や塩分も不足しやすくなります。のど越しよく消化に優しい食事を選ぶことで、食欲が落ちた日でも体に必要なものを補いやすくなるでしょう。

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